妊娠中期に入ると、
・立ち上がる時にお尻がピキッと痛む
・座っていても違和感がある
・骨盤が歪んでいる気がする
このようなお悩みで来院される方が増えてきます。
今回は、妊娠5ヶ月(18週)の方の症例をご紹介します。
■ 来院時の状態
・立ち上がり時に左のお尻に鋭い痛み
・左腰にも張り感あり
・日常的に「片側に体重を乗せるクセ」
検査すると、
・左臀部の筋膜の癒着が強い
・中殿筋の筋力低下
・左腰の筋膜の滑走不全
が確認できました。
■ 原因
この症状は「骨盤の歪み」ではなく、
骨盤を支える力の低下
が本質です。
妊娠中はホルモンの影響で関節が緩みます。
その結果、
支える筋肉(中殿筋)が弱くなる
↓
代わりにお尻や腰が頑張る
↓
固まって痛みが出る
という流れになります。
■ 施術内容(横向き+仰向けのみ)
※うつ伏せなし、安全な体勢で施術しています
●① お尻の筋膜の滑走改善
左臀部の癒着部分を中心に
強く押さず、軽く滑らせる施術
ポイント
「ほぐす」ではなく
動きやすくする
●② 腰の負担を減らす調整
左腰の緊張を軽くリリース
腰は原因ではなく“結果”なので
触りすぎないのが重要です
●③ 中殿筋のスイッチを入れる
中殿筋に軽く触れながら
脚を1〜2cmだけ開く動作
これにより
骨盤を支える力が回復
■ 施術後の変化
立ち上がりの痛みが軽減
「安定感が全然違う」と驚かれる
歩行時の不安感も減少
特に
“支えられている感覚”が出たのが大きな変化
■ なぜ改善したのか
今回のポイントはこの2つ
① 固まっている部分を緩めた
② 支える筋肉を使えるようにした
この“両方”を行ったことで
一気に変化が出ました
■ セルフケア(1つだけ)
やっていただくのはこれだけ
●中殿筋タッチ
横向きでお尻に触れる
脚を少しだけ開く
・1日5回でOK
■ 日常での注意点
・片足に体重を乗せない
・勢いで立ち上がらない
・横向きで起き上がる
これだけで再発予防になります
■ この症状で悩んでいる方へ
妊娠中の痛みは
・強く押す施術
・無理な矯正
は必要ありません。
むしろ、軽く整えて、支えを作る
これが一番安全で効果的です。
■ まとめ
原因は「歪み」ではなく「支えの低下」
お尻と腰の負担が痛みを作る
軽い施術でも大きく変化する
■ 来院を検討されている方へ
「同じような症状でお困りの方は、
お気軽にご相談ください」