おはようございます。
セラピストの鳥羽です。
【 関節について】膝の「パキパキ音」は大丈夫?気になる関節のサインと自分でできるケア
立ち上がるたびに膝が「パキパキ」と鳴ることはありませんか?この音は「クレピタス」と呼ばれる非常に一般的な現象で、多くの場合、関節液の気泡がはじける音や、腱や靭帯の微妙な動きによるものなので、過度に心配する必要はありません。
ただし、**音とともに痛みやこわばりを感じる場合は注意が必要です。**これは関節の劣化のサインかもしれません。
加齢だけじゃない!関節の劣化を早める3つの原因
関節の軟骨は30代頃から少しずつすり減り始めますが、劣化は年齢だけで決まるわけではありません。最新の研究から、以下の3つの生活習慣が関節の健康に大きく影響することがわかっています。
身体への過度な負荷:舗装路での激しいランニングや肉体労働、重いものの持ち運びなど、関節に強い衝撃を繰り返し与えることは、軟骨の摩耗を早めます。十分な休息を取ることが大切です。
慢性的な炎症:加工食品中心の食生活、過度な飲酒、喫煙は、全身に慢性的な炎症を引き起こし、軟骨の修復機能を低下させます。
運動不足:関節は、動かさないと固まり、機能が低下します。車をガレージに置きっぱなしにすると、タイヤの空気が抜けたり、エンジンが動かなくなったりするのと同じです。
40代からでも遅くない!今日からできる関節ケア
関節の劣化は、早めにケアすることで進行を遅らせることができます。「もう遅い」と諦める必要はありません。
健康的な体重を維持する:体重が重いほど、関節への負担が大きくなります。適正体重を保つことは、関節を守る第一歩です。
食生活を見直す:炎症を抑えるオメガ3脂肪酸(サケなど)、軟骨を守るビタミンCやビタミンE、骨を強くするカルシウムやビタミンDを積極的に摂りましょう。
適度な運動を取り入れる:ウォーキング、水泳、サイクリングなど、関節に負担の少ない運動がおすすめです。また、筋肉を鍛えることで関節が安定し、衝撃を吸収できるようになります。
当院では、関節の動きを良くし、痛みを軽減するための施術を行っています。関節の不調を感じている方は、お気軽にご相談ください。